山道町にある『車寿し』。こちらのお店の前を通ると、食欲をかき立てる良い香りが広がってきて、口の中の唾をゴクリと飲む事がしばしばある。今回はその香りのもと、『うな重』を頂きにお店の暖簾をくぐった。
うなぎは38年前の創業時からのメニューで、その頃は弘前でうなぎを食べられる店は数件しかなく、土用の丑の日にもなれば行列を作っていたそうだ。
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うなぎは関東と関西で調理法が異なり、腹開きの関西に対し、武士文化の強い関東では、腹開きは切腹を連想させ縁起が悪いとし、背開きが主流。また、蒸す工程が加わるのも関東の特長。車寿しでは関東の調理法で、1匹1匹のうなぎの状態に合わせ蒸す時間を調整し、口に入れたときにふんわりとろけるような柔らかさにする工夫を凝らしている。
そして創業当時から継ぎ足してきた、旨みと濃厚さを増したタレ。焼きながらうなぎに染み込んでいき、立ち上がる煙に「そうそう、これがいつも嗅いでいたあの香りだ」と、もうすぐ口にできることを想像し嬉しくなる。
味わって食べようと思っていたのだが、一度口に入れるとふんわり広がる美味しさにあっという間に平らげてしまった。うなぎの肝が入ったお吸い物、「肝吸い」も絶品だ。 |
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うな重2,100円と、決していつでも気軽に食べにいける値段ではないが、たまに自分へのご褒美としてや、暑さが辛くなっていくこれからの季節、自らに活力を与えるために、食べに行くのも良いだろう。メニューは他に、にぎりやちらし寿司の他、太巻きはお土産としても人気。カウンターとお座敷のほか、宴会場としても使えるテーブル席もあり、仕事帰りの人や、家族連れでくる人も多い。
今年の土用の丑の日は7/24と8/5。 |